【8058】三菱商事、日本KFC(ケンタッキー)株を売却する裏事情←伊藤忠の商社首位阻止のため?!

■三菱商事が日本KFC株を133億円で売却
日本KFCホールディングス(株)(以下・日本KFC)は11月6日、親会社の三菱商事(株)が自社普通株式627万株を売り出し、同日付で三菱商事から派遣されている取締役(非常勤)1人が辞任したと発表した。
三菱商事は日本KFCの普通株式の64.86%を保有していたが、売り出しにより持ち株比率が37.90%に低下。親会社ではなくなり、その他の関係会社になる。
売り出し価格は1株につき2,134円。売り出し価格の総額は133億円。三菱商事の売却収入になる。
三菱商事との資本関係は変化するが、三菱商事は大株主として引き続き、自社の事業をサポートする意向である旨の連絡を受けている。
今後も、穀物や飼料、KFC登録飼育農場で育てられた国内産100%の若鶏の生産に至る三菱商事グループのネットワークを最大限に活用するという。日本KFCは今後、個人株主を新たな顧客に取り込む方針だ。
■三菱商事から米KFCから買い取り子会社化
日本KFCは1970年7月、三菱商事が飼料・畜産事業の強化と外食産業の本格参入を目的として、米KFCコーポレーションと設立した共同出資会社。1990年8月東証2部に上場した。
資本構成が変わるのが2007年。米国KFCを傘下に置くYum!が、株主よりもライセンスとしての業務に特化したいとの意向を示した。三菱商事は、日本KFC株式の3割以上を持つ大株主が2社ある状況では経営の意思決定が迅速に行えないと判断。
日本KFC株式をTOB(株式公開買い付け)で追加取得。三菱商事と同数の株式を保有する米国KFCは全株をTOBに応じて売却。三菱商事は64.86%を保有する筆頭株主となり、日本KFCを子会社に組み入れた。2014年4月、日本KFCホールディングス(日本KFC)に商号変更して持ち株会社体制に移行した。
■コンビニチキンに敗れたケンタッキー
長らくフライドチキンは、ケンタッキー・フライド・チキン(KFC)の代名詞という時代が続いたが、その牙城にコンビニが殴り込んできた。今やファミマートの「プレミアムチキン」とローソンの「黄金チキン」はフライドチキンの2大ブランドだ。KFCのオリジナルチキンが1ピース250円なのに対して、ファミマやローソンは190円という低価格で対抗。KFCの市場を奪っていった。
コンビニに浸食されたことが鮮明になったのが、日本KFCの2015年3月期の連結決算だった。11年ぶりに最終赤字に転落。売上高は、前期比1%増の846億円と久しぶりにプラスに転じたが、営業利益は63%減の6.7億円と大きく落ち込み、最終損益は5.2億円の赤字(直前の期は4.4億円の黒字)に転落した。
フライドチキンの落ち込みをカバーするために手がけた宅配ピザ「ピザハット」事業は、年間を通じてテレビCMを打ったが、経費倒れで惨敗した。
再建が急務となっていた。16年3月期の売上高は6%増の900億円、営業利益は2.2倍の15億円、最終終6億円の黒字を見込んでいる。
反転攻勢の起爆剤として想定していたのが、今年のクリスマス商戦。豪華なクリスマス商品はKFCの独壇場だ。クリスマス市場にもコンビニが進出してきているが、KFCに一日の長がある。
その矢先に、親会社の三菱商事が、日本KFCの株式を売却する。なぜか?
11月5日、各商社が発表した2015年4~9月期の連結決算の発表は激震をもたらした。伊藤忠商事(株)の純利益が今期(2016年3月期)、三菱商事を抜き、初めて総合商社業界でトップとなる見通しとなったからだ。
伊藤忠は、非資源分野が好調に推移しているとして、今期の純利益計画を期初予想の3,300億円に据え置いた。三菱商事は原料炭などの資源価格の低迷を受けて純利益見通しを3,600億円から3,000億円に下方修正した。
伊藤忠は、通期では中国政府系企業、中国中信集団(CITIC)傘下企業への出資に伴う利益が貢献し、純利益予想は達成できるとした。
一方、三菱商事が通期純利益予想を600億円減額したのは原料炭事業の悪化。豪州での製鉄向け原料炭事業の販売先の2割が中国向けで、価格低迷で同事業の業績が悪化した。加えて、エネルギー関連を中心に約200億円の減損損失を見込むことも響く。
過去10年の間、総合商社は資源事業の拡大に支えられて成長してきた。資源事業が収益の大半を稼いだ三菱商事と三井物産(株)は「資源商社」の異名がついた。しかし、石炭や鉄鉱石などの資源の市況は2011年をピークに低調に推移。各商社は脱資源を進めてきた。
非資源部門が好調な伊藤忠に対し、三菱商事は資源部門が収益の足を引っ張った。それが、三菱商事と伊藤忠の逆転劇をもたらした。
伊藤忠に首位の座を奪われる。商社の盟主を自負する三菱商事には屈辱以外の何ものでもない。栄光の三菱商事を築いた長老たちは、非常事態だとして、首位奪回の檄を飛ばした。三菱商事の経営陣は、あらゆる手立てを尽くし、利益のカサ上げを図り、伊藤忠の首位を阻止しなければならない。日本KFC株の売却は、その一環。伊藤忠に逆転される見通しになったことが、日本KFC株を売却した本当の理由である。
http://www.data-max.co.jp/kodama/271202_ks02/
>フライドチキンの落ち込みをカバーするために手がけた宅配ピザ「ピザハット」事業は、年間を通じてテレビCMを打ったが、経費倒れで惨敗した。
いや
だからさ
シロウトの俺にもKFCは順調で
ピザハットが苦戦してるって事は分かってんのに
KFCがヤバいみたいなヨタ記事なんで出せるのか謎だわ
そんな事よりも三菱は三菱重工と三菱航空機と三菱自動車をどうにかしろ。
船舶といい飛行機といい自動車といい、つくづく三菱は乗り物を作るのが致命的にダメ。
客見て部位を選んでるよな。俺もモモ1ムネ2にされて以来、行かなくなった。
ムネの方がうまいだろ
俺は胸2で、友人はモモ2だった。
もしかして俺は差別されているの?
何を基準に決めているの?
高くて買えなかったけど・・・
結果的に間違いやったね。
長~い目で見れば、それは正解やったのかもしれんけれどな。
ミンス時代の支那の大使だっけか?
更迭→後任大使が路上で急死→また復帰の丹羽さんだね
どうなんだろう
高すぎていつ食べたか忘れた
油がベタベタ、胸焼けしそうで
そうなんだろ
商事にとっちゃ端金だろうけど
そろそろ泥炭で水素作るプラントを作り始めないとな
大きな効果が有るから馬鹿にできないよ
引用元: ・【商社】伊藤忠の首位を阻止へ・・・三菱商事が日本KFC株を売却する裏事情
【8058】三菱商事
東証1部 卸売業
三菱商事は総合商社。新機能事業、情報産業、燃料、金属、機械、化学品、生活産業、職能などで形成されるビジネスグループがある。同社はジョイントベンチャーを通じて衛星通信事業も行う。
【日中足】
《現在》
【株価】 円
【時価総額】 百万円
【出来高】 株
【売買代金】 千円
四本値
【始値】 円
【高値】 円
【安値】 円
【終値】 円
【前日終値】 円
【値幅制限】 円
バリュエーション
【PER(会社予想)】 倍
【PBR(前期実績)】 倍
【配当利回り(会社予想)】 %
【発行済株式数】 株
【最低購入代金】 円
【単元株数】 株
年初来高安値
【年初来高値】 円
【年初来安値】 円
信用取引情報
時点<前週末比>
【信用売残】 株
株
【信用買残】 株
株
【貸借倍率】 倍
【週足】
【月足】
【3カ月足】
【半年足】
【年足】
【2年足】
【5年足】
【10年足】
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